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スティーラーズRBベルが復帰に向けてチーム施設を訪問

2017年09月02日(土) 06:07

ピッツバーグ・スティーラーズのリビオン・ベル【Al Tielemans via AP Images】

リビオン・ベルがピッツバーグに戻ってきた。

スティーラーズのランニングバック(RB)を務めるベルは現地9月1日(金)、チームに復帰する可能性を示唆していたが、その言葉通り彼は金曜日にチーム施設に到着した。

ベルは1日にも1,210万ドル(約13億3,300万円)のフランチャイズ指名にサインすると見られている。

ベルはチーム施設に到着したものの、短時間で去った。その際に彼が契約にサインしたかどうかは不透明だ。

7月の締め切りまでに複数年契約が合意に至らなかったベルは、トレーニングキャンプとプレシーズンに欠席を続けてきた。彼は契約にサインしておらず、契約下選手にはあたらなかったため、欠席に対するチームの罰則は科されていない。

ベルとスティーラーズは2017年シーズン終了まで長期契約を交渉できない。当時、ささやかれてた疑問は、はたしてスティーラーズがベルの高額要求を支払う能力があるかどうかという点であり、約1,450万ドル(約16億円)で再びタグ付けするか(これは彼のさらなる孤立を招く可能性があった)、もしくはオープンマーケットに彼を放出するかに注目が集まっていた。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは7月の時点でベルが1シーズンあたり1,200万ドル(約13億2,300万円)、最初の2シーズンは3,000万ドル(約33億円)と言われる複数年契約を却下したと報じていた。この契約が実現すれば、ベルはNFLにおける突出した高給ランニングバックとなるはずであった。だが、高給ランキング1位はベルにとってのゴールではなかった。25歳のベルはチーム内におけるトップランナーでありナンバー2レシーバーである立場に見合った報酬を求めている。