ニュース

ペイトリオッツ、WRミッチェルが故障者リストへ

2017年09月08日(金) 09:07

ニューイングランド・ペイトリオッツのマルコム・ミッチェル【AP Photo/Jae C. Hong】

ニューイングランド・ペイトリオッツのワイドレシーバー(WR)陣から早くも1人の離脱者が出てしまった。

ペイトリオッツは現地7日(木)、WRマルコム・ミッチェルを故障者リストに登録したと発表。

これは2017年のレギュラーシーズン開幕戦となるカンザスシティ・チーフス戦を目前にしてのニュースであった。

膝の負傷によってトレーニングキャンプ中から制限を受けることが多かった24歳のミッチェル。彼はプレシーズンでも1試合のみの出場にとどまっていた。

プロ2年目のミッチェルは8週間が経過すれば、故障者リストからの復帰指定でアクティブ登録が可能となる。この指定は各チーム、シーズン中に2人までは指定が可能だ。

ミッチェルを故障者リスト入りさせたものの、チームが先週末にインディアナポリス・コルツから元ドラフト1巡目指名選手であるWRフィリップ・ドーセットを交換トレードで獲得していたことは記憶に新しい。

ミッチェルに加え、WR陣の核となるジュリアン・エデルマンも今季絶望となる膝の故障を抱え、2017年の開幕を直前にトム・ブレイディが持つパスターゲットの選択肢は大幅に様変わりすることとなった。ブランディン・クックスとクリス・ホーガンがデプスチャートの上位に名を連ね、ダニー・アメンドーラとドーセットの2人でWRの3番手のポジションを争う。ペイトリオッツはロブ・グロンコウスキーのバックアップにパスキャッチを得意とするタイトエンド(TE)ドウェイン・アレンも加えた。それでも、パスに関して今季のペイトリオッツがジェームス・ホワイトやディオン・ルイス、そして、レックス・バークヘッドといった実力派のランニングバック(RB)を頼りにするシーンは通常よりも多く見られそうだ。

ペイトリオッツはミッチェルを53名のロースターから外し、練習生からオフェンシブライン(OL)のテッド・カラスを加えている。

【S】