カンザスシティ・チーフスのストロングセーフティ（SS）エリック・ベリーは踵の負傷によりプレシーズンを欠場していた。チーフスはニューイングランド・ペイトリオッツとの開幕戦を42対27で勝利したが、ベリーは試合終盤でアキレス腱を断裂し、彼の完全復活までにはさらなる時間がかかってしまうかもしれない。

試合終了後、チーフスのヘッドコーチ（HC）アンディ・リードはメディアに対し、ベリーにアキレス腱断裂の疑いがあることを明かし、現地8日（金）に詳しい状況が分かるだろうとコメントした。

ベリーは第4クオーターの途中でカートに乗せられてフィールドを去り、そのまま試合復帰することはなかった。ベリーは負傷後すぐにグローブを外し、彼らしいリーダーシップとタフネスをアピールしていた。

「彼のような選手を失うのはつらい。彼のような選手は替えがきかない存在だからね」とチーフスのラインバッカー（LB）を務めるジャスティン・ヒューストンは『NBC』のミシェル・タフォヤに語った。

ベリーは試合途中で退場するまで、チーフスディフェンス陣による69回のスナップ全てに参加していた。強力なフォースダウンのランを阻止してペイトリオッツのドライブを止め、ロブ・グロンコウスキーを終始追い回す素晴らしい仕事を果たし、チームにおける自らの素晴らしい価値を見せつけていたベリーが長期間に渡って戦線を離脱することになれば、チーフスディフェンス陣が意気消沈することは避けられず、せっかくの素晴らしい開幕戦勝利にほろ苦い後味を残してしまうことになるだろう。

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