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制限付きで練習参加のジャイアンツWRベッカム

2017年09月15日(金) 09:02


ニューヨーク・ジャイアンツのオデル・ベッカム【AP Photo/Michael Ainsworth】

シーズン第2週で対決するデトロイト・ライオンズ戦を控え、ニューヨーク・ジャイアンツのワイドレシーバー(WR)オデル・ベッカムがチームの練習に復帰した。

先月21日に足首を負傷して以来、初めての練習参加となったベッカムは現地14日(木)、ポジション別練習や個別メニューでの練習に励む姿が見られた。ヘッドコーチ(HC)のベン・マカドゥーは記者に対し、ベッカムが制限付きで練習に参加したことを明かした。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のキンバリー・ジョーンズによると、同日の練習後、ベッカムは記者に対して「今までの中で一番良い状態。正しい方向に向かっている」と語っていたようだ。

ジョーンズの『Twitter(ツイッター)』にはジャイアンツの練習風景が投稿されている。

「メディアに公開されたジャイアンツの練習。オデル・ベッカムはいつも通りの動きをしている」

ジャイアンツ専属記者のアート・ステープルトンのツイッターにもベッカムの練習する姿が投稿された。

「8月21日に足首を負傷して以来、初めてベッカムが練習に参加。公開練習でベッカムはポジション別練習や個別メニューをこなした」

チームの初戦となったダラス・カウボーイズ戦にベッカムが出場できるかどうかは試合当日の判断となっていたが、結局、リーグ屈指のWRがこの試合に出場することはなく、チームはカウボーイズに敗れた。

ベッカムは「(カウボーイズ戦に出場することは)どれだけ現実的だったかは分からない。気が狂いそうなほど試合には出たかったが、まだそのタイミングではなかった。ケガしてから3週間が経過したが、まだ1カ月は過ぎてない。6週間から8週間のケガだと言われている。早く復帰するために頑張ってはいたが、まだ時間が足りなかった」と語った。

NFLネットワークのイアン・ラポポートは今週初め、ジャイアンツがベッカムの第2週出場を楽観的に見ていると報じた。

第1週ではベッカム不在の攻撃陣が力不足さを露呈したジャイアンツ。来週のマンデーナイトにベッカムが登場するためには練習参加が最低条件であろう。ジャイアンツはひとまず、ベッカムが練習に復帰したことを喜ぶべきだ。

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