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ベンガルズが攻撃コーディネーターを解雇

2017年09月16日(土) 05:15

シンシナティ・ベンガルズのソウセック・ダルトンとケン・ザンピージー【Paul Spinelli via AP】

シーズン開幕から2試合続けてホームゲームに臨み、一度もタッチダウンを得られなかったシンシナティ・ベンガルズが改革に乗り出した。第1週と第2週を本拠地で戦い、タッチダウンなしの記録を残してしまったのは1939年のフィラデルフィア・イーグルス以来だ。

ベンガルズは現地15日(金)、攻撃コーディネーター(OC)ケン・ザンピージーを解雇し、クオーターバック(QB)コーチのビル・レイザーが引き継ぐことを発表した。レイザーは2014年と2015年にマイアミ・ドルフィンズでOCを務めており、その前にはチップ・ケリー政権のフィラデルフィアでQBコーチだった経歴を持つ。

ザンピージーがベンガルズに加わったのは2003年、当時はQBコーチとして活動し、12年もの長い月日を経て2015年にようやくOCの職を得たが、わずか18試合で任を解かれることになってしまった。

ヘッドコーチ(HC)マービン・ルイスは声明の中で「ケン・ザンピージーは15年間に渡り、本当に素晴らしい仕事を果たしてくれた。私は人としてもコーチとしてもケンのことを心から尊敬している」とコメントしている。

「ただ、オフェンスに新たな活路を見いだすことが、わがフットボールチームにとって最善だと感じた。だからこそ、変化を求めたのだ。ビル・レイザーはNFLで素晴らしい経験を積み、コーディネーターとしての経験もある。ビルがオフェンス陣を必要な方向へと導いてくれると考えている。オフェンスはタレント揃いだ。その人材をフルに生かせるように取り組み続けなければならない」

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