インディアナポリス・コルツは少なくともあと1週間、エースクオーターバック（QB）不在で戦うことになる。

ヘッドコーチ（HC）のチャック・パガーノは現地18日（月）、QBのアンドリュー・ラックをシーズン第3戦のクリーブランド・ブラウンズ戦から除外すると明かした。

今オフシーズンに肩の手術を行って以降、まだラックは練習に参加しておらず、今回の判断は当然と言えるが、パガーノHCはラックが今週から練習に参加する予定だとも明かしていた。

早い段階でラックの除外を宣言することにより、チームはQBにジャコビー・ブリセットを固定して第3週に向けた周到な準備を整えることが可能となる。

数週間前にチームに合流したばかりのブリセットは16対13で惜敗したアリゾナ・カーディナルスとのシーズン第2週、40回のパス中22回の成功で267ヤードをマークしたが、オーバータイムでの最初のパスでインターセプトも記録。2年目のブリセットにとってこの試合はプロのキャリアで3試合目の先発出場であった。

敗れはしたものの、ラックが復活するまでの間もチームに希望を抱かせるようなパフォーマンスを披露したブリセット。

『ESPN.com』を通じ、試合後のベテランランニングバック（RB）フランク・ゴアはブリセットについて「ジャコビーはどんどん良くなる。このチームに来てからはまだ少ししか経っていないが、彼は自信に満ちていた」と語った。

ワイドレシーバー（WR）T.Y.ヒルトンも「彼なら全く問題ないだろう。基本的には時間の問題だが、その内うまくいくはずだ」とコメント。

ラックのフィールド復帰にはもう少し時間がかかりそうであるため、ブリセットには新たな攻撃陣の中で成長するための時間がまだ多く残されているはずだ。

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