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ジャイアンツWRベッカム、タッチダウン後のポーズでオーナーと面談

2017年09月28日(木) 14:13


ニューヨーク・ジャイアンツのオデル・ベッカム【AP Photo/Bill Kostroun】

ニューヨーク・ジャイアンツの共同オーナーであるジョン・マーラがワイドレシーバー(WR)のオデル・ベッカムと個人的な面談を行った。

ジャイアンツのスターWRであるベッカムは記者に対し、マーラオーナーのオフィスで“個人面談”を行ったと明かした。これはジャイアンツがフィラデルフィア・イーグルスに完敗したシーズン第3週、タッチダウン後にベッカムが見せた“犬の小便”ポーズのパフォーマンスが波紋を広げたことが原因だった。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のキンバリー・ジョーンズによると、ベッカムは「あんなことはしてはならなかった。なされる必要のないものだった」と今回の行動が度を越しており、ペナルティを科されても仕方のないものだったことを認めていたそうだ。

ヘッドコーチ(HC)のベン・マカドゥーは現地27日(水)、この問題について「タッチダウン後のポージングでペナルティを科されるなどあってはならない。私や、テレビ番組、組織に対して配慮が足りない。われわれも今回の件に対してはプランがある。この問題についてはチーム内で対処する」と語った。

スター選手への制裁をチーム内で対処するということは、“オデル・ベッカムには大した事が起こらない”とも解釈できそうだ。

ベッカムが今週の日曜日に開催されるタンパベイ・バッカニアーズ戦に出場するかどうかを問われたマカドゥーHCは「この件についての話は以上。これに対してはわれわれにもプランがある。この問題についてはチーム内で対処する。プランは実行に移されるだろう」とほぼ同じ発言を繰り返した。

マカドゥーHCによる“プラン”という言葉はいまだ未勝利のジャイアンツが壊滅的なシーズンを防ぐためにも絶対的なWRからプレー時間を削がないという“プラン”に聞こえても仕方ないだろう。

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