シーズン第3週、ペイトリオッツQBブレイディが2週連続の週間MVP
2017年09月28日(木) 12:07シーズン第3週、試合前の国歌斉唱ではサイドライン上でコーチや選手、オーナーまでもが腕を組み合って国民の“団結力”を示すための行動を起こしたが、当然ながら、フィールド上では選手たちによる素晴らしいパフォーマンスも見られた。シーズン第3週の全日程を終えたNFLが同週の週間MVP選手を選出している。
AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)の攻撃部門は2週連続でニューイングランド・ペイトリオッツのクオーターバック(QB)トム・ブレイディが受賞。スーパーボウル制覇を5度成し遂げているブレイディはヒューストン・テキサンズ戦の残り23秒でこの試合5度目のタッチダウンパスをワイドレシーバー(WR)ブランディン・クックスへと投じた。この25ヤードのパスが成功したペイトリオッツは36対33でテキサンズとの白熱した接戦を制した。
その他、第3週の週間MVP獲得者
【AFC】
<守備部門>
Sテレンス・ブルックス:ニューヨーク・ジェッツのセーフティ(S)ブルックスはマイアミ・ドルフィンズ戦で2度のインターセプトを記録。20対6での今季初勝利に大きく貢献した。
<スペシャルチーム部門>
Kスティーブン・ハウシュカ:バッファロー・ビルズのキッカー(K)ハウシュカによる55ヤードのキックを含む4回中4回のフィールドゴール成功がチームの26対16での勝利に大きく寄与。ビルズがデンバー・ブロンコスに初黒星を付けた。
【NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)】
<攻撃部門>
QBカーク・カズンズ:ワシントン・レッドスキンズのカズンズは30回中25回のパスを投じて345ヤード、3タッチダウンを記録。オークランド・レイダースを27対10で破った試合で大活躍した。
<守備部門>
DEデマーカス・ローレンス:ダラス・カウボーイズのディフェンシブエンド(DE)ローレンスはマンデーナイトゲームでアリゾナ・カーディナルスのQBカーソン・パーマーに3サックを与え、相手QBに始終プレッシャーを与えた。2014年のドラフト2巡目指名選手であるローレンスは現在、シーズン計6.5サックをマークしてリーグトップのサック数を記録している。
<スペシャルチーム部門>
Kジェイク・エリオット:フィラデルフィア・イーグルスのエリオットによる61ヤードのフィールドゴールがニューヨーク・ジャイアンツとの一戦に27対24での勝利をもたらした。22歳の新人Kによるこのフィールドゴールはチーム史上最長距離のフィールドゴールとなった。
エリオットは試合後、「トライするチャンスが与えられたことに感謝している。チャンスを生かしたかった」と語っている。
【S】