エースクオーターバック（QB）マーカス・マリオタがハムストリングを負傷したテネシー・タイタンズのヘッドコーチ（HC）マイク・ムラーキーはバックアップQBを補強する決断を下した。

タイタンズは元クリーブランド・ブラウンズのドラフト1位指名選手であるブランドン・ウィーデンと契約を結んだことを発表。『NFL Network（NFLネットワーク）』のマイク・ガラフォロによるとウィーデンはタイタンズと1年契約を結んだ模様だ。この動きを最初に伝えたのは『ESPN』である。

34歳の誕生日を2週間後に迎えるウィーデンはマット・キャッセルをサポートする役目を担うだろう。これはもし仮にキャッセルが先発出場しなくてはならない状況となった場合の話だ。大敗を喫した先週のヒューストン・テキサンズでキャッセルは10回のパス中４回の成功、21ヤード、２インターセプトを記録している。

ウィーデンは1カ月ほど前にテキサンズをリリースされているが、過去2年間はHCビル・オブライエンの下でバックアップQBや一時的穴埋めの先発QBを務めてきた。だが、先シーズンのウィーデンには全く出場機会が与えられず、テキサンズはブロック・オズワイラーとトム・サベージの2人だけを交互に起用していた。

エースQBのマリオタについてムラーキーHCは日々の経過観察が必要だと述べ、賢明な判断をするつもりだとも明かしている。自らランゲームを生み出すマリオタの高い能力を考慮すると、ハムストリングの負傷は思った以上に厄介であるかもしれない。万が一の場合に備えてタイタンズはウィーデンを獲得したのだろう。

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