コルツQBラックがついに練習復帰も試合出場は未定
2017年10月05日(木) 09:51現地4日(水)、インディアナポリス・コルツのクオーターバック(QB)アンドリュー・ラックが練習に復帰した。
今年1月に肩の手術を行って以降初めてコルツのエースQBがチーム練習に合流した。
今週末のサンフランシスコ・49ers戦にはすでに除外となっているラック(正式には制限付き)だが、同日の個人練習に加わったラックは木曜日をリハビリに充て、金曜日にも同じ練習を行う予定だそうだ。
記者に対してラックは年明けに受けた手術が後方関節唇の修復をするものであり、通常の関節唇の手術よりも治癒に時間を要するものであったことを明かしている。
いつ頃の試合復帰になるかと問われたラックは「今年中にはプレーする。間違いない」とも答えている。
それでも、ラックが明確な復帰時期を語ることはなく、「俺にとってはアンフェアな問題さ。結局のところはね」とコメントを残すにとどまった。
再びプレーできることが確実なペースで回復はしていたものの、ラックは水曜日の練習後、自身の回復具合については「かなりいらいらした」とも明かしていた。
ラックは「全く後遺症はない・・・かなり回復してきているとは感じる。完全にスケジュール通りだ。目標としていた具体的な復帰予定日もあった。俺たちはその目標に間に合わせることができたんだ。でも、スケジュールにこだわり過ぎると少し危険だ。肩を負傷したクオーターバックの復帰の際には特にだ」とも述べた。
水曜日の練習に参加した事実はラックにとって大きな前進であることは間違いない。しかし、本人もチームも具体的な復帰戦がいつになるかまではまだ読めていないようだ。彼の肩が準備できるまではジャコビー・ブリセットがその代わりを務めることとなる。
ラックは最後にこのようにも語っている。
「フィールドに立っても全く不安のない状態にまで戻す必要がある。全てのスローを行えるまでにだ・・・それがプロセスの一部となっている。今、俺が取り組んでいるそれだ。だからようやく練習に戻って来た。今の俺ならある程度の事が可能だし、全く不安なく行える。その他についてはこれから取り組んでいく必要がある」
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