シーズン第4週、テキサンズ新人QBワトソンが週間MVP受賞
2017年10月05日(木) 15:22シーズン第4週も終え、現時点でのNFLはバッファロー・ビルズがAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)東地区の1位、ロサンゼルス・ラムズがNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)西地区の1位と波乱の展開を見せている。おそらく開幕前からこの順位を予想していた者はいないだろう。ベテランキッカー(K)による7度のフィールドゴール成功や新人クオーターバック(QB)による5得点によってラムズとヒューストン・テキサンズが第4週を勝利で飾っている。
シーズン第4週の全日程を終えたNFLが同週の週間MVP選手を選出した。
テキサンズの新人QBデショーン・ワトソンがAFCの攻撃部門で週間MVPを受賞。第4週のワトソンは5タッチダウンをマークし、これが新人QBによる1試合でのタッチダウン数のNFL記録となった。クレムゾン大学時にはクレムゾン・タイガースを全米優勝に導いたワトソンがワイドレシーバー(WR)との呼吸を合わせて4タッチダウン、また、1ヤードから自らの足でタッチダウンを決め、テネシー・タイタンズを57対14と圧勝するゲームを作った。
【AFC】
<守備部門>
DEキャメロン・ヘイワード:ボルティモア・レイブンズ戦、ピッツバーグ・スティーラーズのディフェンシブエンド(DE)ヘイワードが2サック、1ファンブルリカバーを記録してチームの勝利(26対9)に貢献した。
<スペシャルチーム部門>
Kスティーブン・ハウシュカ:アトランタ・ファルコンズから勝利をもぎ取る56ヤードのキックを含む3回中3回のフィールドゴールを決めたバッファロー・ビルズのKハウシュカが2週連続の週間MVPを受賞。
【NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)】
<攻撃部門>
RBトッド・ガーリー:35対30でダラス・カウボーイズとの接戦を制したラムズのランニングバック(RB)ガーリーはこの試合で合計215ヤードを計上(121ランヤード、94レシーブヤード)し、1タッチダウンを記録している。
<守備部門>
DEジュリアス・ペッパーズ:ニューイングランド・ペイトリオッツ戦、37歳の大ベテランであるカロライナ・パンサーズのDEペッパーズがペイトリオッツのクオーターバック(QB)トム・ブレイディから2サックを奪い、試合を通して同QBにプレッシャーを与え続けた。
<スペシャルチーム部門>
Kグレッグ・ズーライン:プロ6年目、ラムズのKズーラインが7回中7回のフィールドゴールを決めてチームの勝利に大きく貢献した。
【S】