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ジャイアンツ、WRベッカムが骨折した足首の手術へ

2017年10月10日(火) 10:09


ニューヨーク・ジャイアンツのオデル・ベッカム【AP Photo/Bill Kostroun】

現地8日(日)に行われたロサンゼルス・チャージャーズとのシーズン第5週、ニューヨーク・ジャイアンツのトップワイドレシーバー(WR)オデル・ベッカムが足首を骨折し、今季絶不調のジャイアンツがさらなる窮地(きゅうち)へと追いこまれた。

ジャイアンツが『Twitter(ツイッター)』上で発信した情報によれば、ベッカムは今週中にも手術を受ける予定であるとのことだ。また、同チームは足を骨折したドウェイン・ハリスが10日に手術の予定であり、足首を負傷しているブランドン・マーシャルの診断結果がもうじき出ること、そして、同じく足首に痛みを抱えるスターリング・シェパードには“日々の経過観察が必要”であることもツイッター上に記載している。

ジャイアンツは9日、ベッカムとハリスの両者を故障者リストに登録したと発表し、ヘッドコーチ(HC)のベン・マカドゥーはベッカムの今シーズンが終了を告げたことも認めた。手術を受ける予定のハリスが今後長期間にわたって離脱することはほぼ確実となっているため、ジャイアンツはシェパードとマーシャルの一刻も早い戦列復帰を望んでいる。いまだ未勝利(5敗)で今季のプレーオフ進出の可能性がほぼ途絶えたチームは残りの試合でなんとか今後につながる試合内容を展開したいところだ。

このような最悪な状況の中ではシェパードの早期復帰が最も期待できそうだ。今季の試合ではベッカムをのぞくと、不調なクオーターバック(QB)イーライ・マニングの負担を軽減するパフォーマンスを披露している先発WRはシェパードのみだ。今シーズン、これまでのシェパードは22キャッチで263ヤード、1タッチダウンを記録している。

ジャイアンツはシーズン終了を前に毎年のようにチーム改革の必要性を問われているが、今度ばかりは本当にベッカム不在のチームの成績によって来季のチーム編成が大きく変わることもあり得るのではないだろうか。

【S】