現地2日（木）、ヒューストン・テキサンズの新人クオーターバック（QB）デショーン・ワトソンがAFC（アメリカン・フットボール・カンファレンス）攻撃部門で10月の月間MVPに輝き、10月の月間新人賞も同時に受賞した。リーグ史上初となる新人QBによる月間MVP受賞となったものの、この後のチーム練習で膝の靭帯を損傷したワトソンは今季絶望が確定した。

10月に行われた4試合を通じて1,171ヤード、16タッチダウンを記録したワトソンはランでも145ヤード、1タッチダウンを挙げ、その間のインターセプトは5回にとどまっている。10月のテキサンズは2勝2敗となっており、それぞれのゲームで33点以上を獲得した。

今シーズンを通すと1,699ヤード、19タッチダウンと見事な成績をマークしていたワトソン。殿堂入りを果たしたQBカート・ワーナーが1970年にマークした記録を塗り替え、デビューからの7試合でワトソンが投じた19回ものタッチダウンパスはリーグ記録となった。

新人ながらにしてこれらの圧倒的なパフォーマンスを見せてくれた選手だけに、今季はもうそのプレー姿を見ることができないのは非常に残念である。

【NFC（ナショナル・フットボール・カンファレンス）】

攻撃部門：クオーターバック（QB）カーソン・ウェンツ（フィラデルフィア・イーグルス）

守備部門：ディフェンシブエンド（DE）エバーソン・グリフェン（ミネソタ・バイキングス）

スペシャルチーム部門：キッカー（K）グレッグ・ズーライン（ロサンゼルス・ラムズ）

【AFC】

守備部門：セーフティ（S）マイカ・ハイド（バッファロー・ビルズ）

スペシャルチーム部門：Kハリソン・バッカー（カンザスシティ・チーフス）

【S】