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カウボーイズ、エースRB不在の中で活躍を誓うモリス

2017年11月03日(金) 11:27

ダラス・カウボーイズのアルフレッド・モリス【AP Photo/Michael Ainsworth】

ダラス・カウボーイズのランニングバック(RB)エゼキエル・エリオットの出場停止処分が再び執行されることとなり、今週末のカンザスシティ・チーフス戦では誰がエリオットの代わりを務めるのか、この疑問に対して明確に解答できる者は多くないが、カウボーイズのRBアルフレッド・モリスはチームの公式サイトで「それに関する疑問には笑っちゃうし、むしろ侮辱にも聞こえる。俺らは全員がプロなんだぜ? 何も変わらないさ、俺をとらえるテレビカメラの台数以外はね」と語っている。

今週末のチーフス戦ではエリオットの代役と目されているモリス。オフェンシブライン(OL)のザック・マーティンもチームが以前と変わらないランゲームを展開すると宣言しており、モリスの責任は重大となりそうだ。

今季出場したどの試合でも4キャリー以上をマークしたことがないモリス。カウボーイズでの2シーズンを通し、28歳の彼が2桁のキャリーをマークした試合は1ゲームのみだ。しかしながら、ワシントン・レッドスキンズ時代のモリスはデビューから4年連続で200アテンプト以上を記録している選手でもある。

モリスは「プレッシャーなんかないよ。だって、前に同じようなことをしていたからね。ルーキー時代に似ている。デビューからの数年間、1,000ヤードくらい稼いでいた頃とやることは変わらない。あの頃はすごく生産的だった」と語っている。

カウボーイズはおそらく、今シーズンはまだ一度もスナップを見ていないダレン・マクファデンやロッド・スミスらと併用してモリスを起用する意向だ。ドラフト外から入団したスミスは今シーズン、その爆発力とスピードを武器に短いながらも鮮烈なパフォーマンスを披露しており、現在はデプスチャート上でマクファデンよりも優位に立っている。スミスはカウボーイズのバックフィールドの切り札的存在となる可能性も秘めている。

エリオット不在の中でもランゲームの試合展開に自信をのぞかせるモリスは次のようなコメントも残した。

「ジーク(エリオットの愛称)がここにいないと俺たちのランゲームがバランスを失うと考えている人は多いが、そんなことにはならない。彼がいないのはもちろん痛手だが、チームが歩みを止めることはない。俺たちは自分に与えられた仕事をするまでだし、試合に出たら一生懸命プレーするだけさ」

【S】