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バッカニアーズWRエバンスの出場停止処分は執行へ

2017年11月08日(水) 14:32


タンパベイ・バッカニアーズのマイク・エバンス【AP Photo/Jason Behnken】

現地6日(月)、NFLはニューオーリンズ・セインツ戦でスポーツマンシップに反する行為および不必要なラフ行為を行ったタンパベイ・バッカニアーズのワイドレシーバー(WR)マイク・エバンスに対して1試合の出場停止処分を科した。

NFLは翌日7日、プロボウラーのエバンスがこの制裁に対して控訴したものの、控訴担当官のジェームズ・スラッシュによって棄却されたと発表した。

エバンスは判決後、声明の中で次のように語っていた。

「先週末の試合における自分の行動を心から反省している。自軍のクオーターバックが押されたの見てカッとなってしまった。私のしたことは適切ではなく、選手として、また、1人の人間として普段とは異なる行動を取ってしまった。NFLの試合が誇り高きものであることは認識している。プロとしてあるまじき行為であったし、チームの名声を傷つけたことを深く反省している」

シーズン第9週のセインツ戦、新人ディフェンシブエンド(DE)マーション・ラティモアを地面に突き飛ばすエバンスによる行為は第3クオーターに起こった。背後から肩を小突いたジェイミス・ウィンストンの腕をラティモアが振り向きざまに振り払ったのを見たエバンスが数ヤード離れた位置から猛然とダッシュしてラティモアにタックルした。

シーズン第10週のニューヨーク・ジェッツ戦にエバンス不在で臨むこととなるバッカニアーズは肩の負傷でエースクオーターバック(QB)のウィンストンも欠いている。チームは次戦、ウィンストンの代役として先発QBに元ジェッツのライアン・フィッツパトリックを起用することとなる。

NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)の中でも2勝6敗と苦境に立たされているバッカニアーズにはエースのQBとWR不在でさらなる厳しい戦いが待ち構えている。

【S】