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イーグルス、DTジャーニガンが4年54億円で契約延長

2017年11月10日(金) 11:45

フィラデルフィア・イーグルスのティミー・ジャーニガン【AP Photo/Michael Perez】

フィラデルフィア・イーグルスがディフェンス陣の核であるディフェンシブタックル(DT)ティミー・ジャーニガンの流出を未然に塞いだ。

イーグルスは現地9日(木)、ジャーニガンと4年の契約延長に合意したと発表。契約内容は保証額2,600万ドル(約29億5,000万円)を含む総額4,800万ドル(約54億4,000万円)だと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じた。

2018年のシーズン後に非制限付きフリーエージェントとなる予定だったジャーニガンはこれで2021年のシーズンまでイーグルスの支配下となる。ジャーニガンが今回の契約延長を締結したことでチームはフレッチャー・コックス、デレック・バーネット、ビニー・カリー、クリス・ロングらとともに少なくとも2020年まではリーグ最高峰の守備陣を形成することが可能となった。

イーグルスは声明を発行し、ジャーニガンについて「イーグルスに来た当時からゲームを作れる選手だったし、周囲からも慕われる人物だった。ティミーはタフで、体が強く、いつでもエネルギッシュで情熱的なたくましい選手。われわれがチームをより強くしていく上で選手に望む資質を彼は備えている。もうじき、このフィラデルフィアに明るい未来が訪れるのを楽しみにしている」と述べた。

イーグルスでの9試合を通じて1.5サック、11タックル(うち8回のロス)をマークしているジャーニガン。今年4月にボルティモア・レイブンズから移籍してきた彼はラッシュに対してリーグナンバーワンのディフェンス(1試合平均66.4ヤード)を見せている。

チームが8勝1敗と波に乗る中、ハウィー・ローズマン球団副社長にとって守備の要であるジャーニガンとの契約を無事に完了させたことが意味するものは大きいだろう。今までのところ、ジャーニガンはチームが期待する以上の活躍を見せている。

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