2人の“ショーン”HCがシーズン第12週に激突
2017年11月24日(金) 10:13今週末、2人の“ショーン”がヘッドコーチ(HC)として直接対決する。
シーズン第12週、ニューオーリンズ・セインツ(8勝2敗)のHCショーン・ペイトンとロサンゼルス・ラムズ(7勝3敗)を率いる新人HCショーン・マクベイが初めて顔を合わせるのだ。
両者とも今季の最優秀コーチ賞の候補に挙がっているものの、マクベイHCはスーパーボウルを制覇してHCとして10年以上のキャリアを持つペイトンHCと自身が比較されることに謙虚さを見せている。
地元紙『The Times-Picayune(ザ・タイムズ・ピカユーン』にマクベイHCは次のように述べた。
「これまでに素晴らしい功績を残しているペイトンコーチと同じカテゴリーで自分を比較するのはフェアでないと思う。このリーグでペイトンコーチが成し遂げてきたことに一歩でも近づいた時、おそらくはその時に初めて比較されるべきだ。自分のキャリアや自分と同じような周りのコーチたちを見る限り、身に余る言葉だ。でもやはり、ペイトンコーチと同じ土俵で比較されるには、私はまだまだ未熟だ」
今季、両チームが成功を収めているのは2人に共通する攻撃的思考に由来するのだろう。加えて、ペイトンHC には2006年からタッグを組んでいるクオーターバック(QB)ドリュー・ブリーズ、31歳のマクベイHCには急成長中のQBジャレッド・ゴフという安定した大黒柱が存在するのもその理由の1つだろう。
互いに比較されることに関して2人のHCは関心を示していないようだが、ペイトンHCは今週末の試合に言及された際、「まず共通するのはS、E、A、N(ショーン)だね。それと、私は彼の出身校であるマイアミ大学オハイオ校でコーチをした経験がある」と語り、次のように続けている。
「ラムズには古き良き友人が多く在籍している。(オフェンシブラインコーチの)アーロン・クロマーや(ディフェンシブラインコーチの)ビル・ジョンソンなどね。彼らはここでも働いていたことがある。どうやら彼らも自信をつけたようだ。マクベイコーチとは今まで直接的な接点はあまりなかったから何とも言えないが、ただ、彼がこれまで素晴らしい仕事をしているのは分かっている」
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