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コルツのRBゴアがNFL歴代5位のラッシングヤードを記録

2017年12月04日(月) 11:39

インディアナポリス・コルツのフランク・ゴア【AP Photo/Don Wright】

これまでキャリアが見過ごされがちだったインディアナポリス・コルツのランニングバック(RB)フランク・ゴアが、はっきりと歴史にその名を刻み込んだ。

ゴアは現地3日(日)に開催されたジャクソンビル・ジャガーズ戦でジェローム・ベティスとラダニアン・トムリンソンの記録を抜き去り、NFL史上5番目となる通算ラッシングヤードを記録した。

この日、残念ながら30対10でジャガーズから白星を勝ち取ることはできなかったコルツだったが、ゴアはジャガーズのフロント陣が当初のホールをふさいでいるのを巧みなカットでかわして16ヤードをゲイン。試合を通じて13キャリー、61ヤードを記録した。

大学時代に2度もアキレス腱を損傷しているゴアのプロキャリアは良い意味で多くの期待を裏切ってきた。これまでのプロ生活で勝ち越したシーズンは、全てジム・ハーボーの指揮下で3度のみだが、ゴアはどんな時でも全力プレーを心がけてきた選手だ。トムリンソンはゴアの殿堂入りを期待し、今回ゴアが歴代5位のラッシングヤードを記録したことによってよりスムーズな殿堂入りが可能になったとも語る。“視野の広さ”と“安定感”、この2つの要素がゴアをトップ5へと導いた要因だ。34歳のゴアはキャリアを通し、激しいヒットを避けながらもより多くのヤードを稼ぐためにあえてスライディングで逃げる技を修得している。3日の動きを見る限り、現在104試合連続出場を続けているゴアが来シーズンに歴代4位のカーティス・マーティンの記録を抜き去る可能性も十分にあるだろう。

今年8月、ゴアは『NFL.com』に対してこのようにコメントしていた。

「あと何年プレーできるかはわからないけど、とりあえず今はここにいる。今季もワクワクしているよ。そんな感じが分かるかい?」

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