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リーグがテキサンズQBサベージの脳震とう診断をめぐり調査開始

2017年12月11日(月) 12:49

ヒューストン・テキサンズのトム・サベージ【AP Photo/Butch Dill】

ヒューストン・テキサンズのクオーターバック(QB)トム・サベージが現地10日(日)に開催されたサンフランシスコ・49ersとの一戦であわや一大事となるアクシデントに見舞われた。エンドゾーン付近でヒットを受けたサベージは頭から地面に倒れ込み、映像を見る限りでは両手が痙攣(けいれん)を起こしていた。

その後、試合を一時的に離脱したサベージは短時間でフィールドに復帰したものの、結局は脳震とうのために試合から除外された。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは10日の晩、リーグがサベージの脳震とうプロトコル入りに関する全ての側面を調査し始めたと報じた。ラポポートは『Twitter(ツイッター)』で次のように述べている。

「NFLの医療部門トップのアレン・スミス医師はヒューストン・テキサンズのQBトム・サベージが脳震とう入りするまでの診断プロセスを調査し始めた。彼は現場にいた医療関係者などから事情を聴取し、サベージの診断を行った神経外傷のコンサルタントによる診断報告書などにも目を通す予定だ」

49ersに26対16で黒星を喫した試合後、ヘッドコーチ(HC)のビル・オブライエンは記者に対してサベージがヒットを受けた後に神経外傷のコンサルタントによる診察を受け、問題なしとの診断を受けたと明かした。

オブライエンHCはサベージについて次のように語っている。

「“トムは大丈夫だ”との診断を現場のコンサルタントらが下した。私ではない。彼らの判断があったからこそ私はトムを一度フィールドに戻したんだ。戻ったものの、結局はすぐにサイドラインに帰ってきた彼の動きを見ていた医師たちは、その後により詳細な検査を行った」

「結果がどうであれ、検査をしたコンサルタントらはその時の選手にとってベストな判断を下したはずだ。2回目に検査をした時に、彼らは満足な反応を得られなかった。だからこそトムを試合から除外させたんだ。そして彼はロッカールームへと引き上げた」

途中からサベージの代役を務めたT.J.イエーツは26回のパスを投じて14回の成功、175ヤード、タッチダウン2回を記録した。

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