スティーラーズ、LBシェイジアーを故障者リストに登録
2017年12月13日(水) 09:53現地12日(火)、ピッツバーグ・スティーラーズがラインバッカー(LB)ライアン・シェイジアーを故障者リストに登録した。シェイジアーは12月6日に脊髄の固定手術を受けている。
チームのオーナーであるアート・ルーニー二世は声明の中で「残念ながら、ライアンは今季中に復帰することができなくなった。しかしながら、フィールドに立たずともライアンはわがチームのリーダーであり続ける。彼の精神やポジティブな考え方が復帰に際して大いに役立つだろうし、それがまた、チームのモチベーションを高めてくれるはずだ」と述べた。
スティーラーズが23対20で逆転勝利を挙げたシンシナティ・ベンガルズ戦で、ベンガルズのワイドレシーバー(WR)ジョシュ・マローンの太ももとぶつかって背中を痛めたシェイジアーはバックボードに乗せられてカートでフィールドから退場。その後、シンシナティ市内の病院に搬送されたシェイジアーは脊髄の固定手術を行うためにピッツバーグへと場所を移した。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のアディティ・キンカブワラは『Twitter(ツイッター)』上にヘッドコーチ(HC)マイク・トムリンのコメントを投稿している。
「ヘッドコーチのマイク・トムリンが3人の選手でライアンの穴を埋めると語る。“1人の選手だけでカバーしたいところだが・・・シェイ(シェイジアーの愛称)は多才で特別な選手だ・・・1人の選手だけでシェイの穴を埋めるのは現実的でない”」
10日の晩、ボルティモア・レイブンズ戦に勝利してAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)北地区の優勝を決めたスティーラーズは同試合後に通話アプリの『Facetime(フェイスタイム)』を使ってシェイジアーとその喜びを共有した。
トムリンHCは試合後の記者会見で「本当に素晴らしい選手たちがここには集まっている。われわれはAFC北地区のチャンピオンだ。フェイスタイムでライアン・シェイジアーにも連絡を入れた。彼もチームと一緒に喜びを共有することができた。これはとても特別なことだ」と語った。
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