肩を痛めたブロンコスQBシーミアン、故障者リスト入り
2017年12月16日(土) 22:31現地14日(木)のインディアナポリス・コルツ戦、第1クオーターで左肩を部分脱臼したデンバー・ブロンコスのクオーターバック(QB)トレバー・シーミアンはカートに乗ってロッカールームへと消えていった。試合はブロンコスが25対13で勝利している。
シーミアンが試合に戻ることはなく、ブロンコスは15日(金)に彼を故障者リストに加え、彼のシーズンは終了することになった。ブロンコスのヘッドコーチ(HC)バンス・ジョセフによると、手術の必要はないという。
「これはまずいとすぐに分かったよ」とシーミアンはコメントした。「楽しい出来事ではなかった」
1月に利き腕と反対側の肩を手術したシーミアンはこれまでに9回のパスで5回を成功させ、67ヤードを獲得。インターセプトを1回喫している。
3年目のQBはポケットからスクランブルしたコルツのラインバッカー(LB)バーケビアス・ミンゴにタックルされた。倒れた際の肩の打ち方が悪かったようで、サイドラインでメディカルトレーナーのチェックを受ける際には反対側の手で腕を支え、左肩をかばっていた。その後カートに乗せられてロッカールームへと去って行った。
7対0で追っていたブロンコスのQBはブロック・オズワイラーが引き継いでいる。
今シーズンのブロンコスが苦戦している理由の1つにはQB陣のけががある。オズワイラーはシーズン序盤に右肩のけがに苦しみ、パクストン・リンチは肩と足首を痛めてわずか1戦の出場にとどまっている。
現地24日(日)のワシントン・レッドスキンズ戦でリンチとオズワイラーのどちらが出るかは18日(月)にコーチ陣が決めるとジョセフは語った。
試合前半に負傷したプレーヤーはシーミアンだけではない。第2クオーター序盤にコルツのタイトエンド(TE)ブランドン・ウィリアムズが頭部を強く打ち、バックボードに乗せられて退場している。
ウィリアムズはカートに乗せられるまで15分ほどターフの上に横たわったままの状態で、その後病院へと運ばれた。コルツは『NFL Network(NFLネットワーク)』のオマール・ルイスに対し、ウィリアムズの四肢に動きが見られると伝えている。
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