コルツTEウィリアムズが頭部負傷で緊急搬送
2017年12月15日(金) 13:19インディアナポリス・コルツのタイトエンド(TE)ブランドン・ウィリアムズが現地14日(木)、シーズン第15週のデンバー・ブロンコス戦第2クオーター序盤に頭部を負傷して病院に搬送された。
パンター(P)リゴベルト・サンチェスのブロック役を担っていたウィリアムズはディオントレス・マウントによるヒットを真正面からヘルメットに受けた。背中から倒れたウィリアムズはその場で医療チームの検査を受けて担架に固定され、フィールドを離れた後はそのまま地方病院へと運ばれている。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のオマール・ルイスによると、ヒットを受けた直後のウィリアムズの四肢には反応がなかったようだ。それでもチームはウィリアムズが首周辺を負傷したのではないと主張していた。コルツの本拠地ルーカス・オイル・スタジアムを去る際、ウィリアムズにはファンからスタンディングオベーションでの祈りと拍手が送られた。
この後、チームは『Twitter(ツイッター)』でウィリアムズについてこう投稿している。
「背番号85番の新情報:ブランドン・ウィリアムズが目を覚まし、意識もはっきりしている。首に痛みはなく、四肢にも反応が見られた」
#PrayersFor85 Update: Brandon Williams is awake and alert. He has no neck pain and has movement in his limbs. pic.twitter.com/rsOgMCrMnZ
— Indianapolis Colts (@Colts) 2017年12月15日
チップ・ケリー率いる(当時)オレゴン大学でフットボールキャリアを邁進していた2011年、チームドクターがウィリアムズに脊柱狭窄症(せきちゅうきょうさくしょう)の疑いがあると診断したことでフットボールキャリアを絶たれ、一度はバスケットボール界へと転身したウィリアムズ。2012年はポートランド・バイブル・カレッジでバスケットボールをプレーした後、セカンドオピニオンを求めたウィリアムズは最終的に医師からフットボール復帰の承認を得てNFLキャリアへとつなげた。
30歳のウィリアムズは今年3月にコルツと契約を結ぶまで、カロライナ・パンサーズ、マイアミ・ドルフィンズ、シアトル・シーホークスに所属していた。
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