エイドリアン・ピーターソンの2017年シーズンが終わった。

情報筋が『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロに明かしたところによると、アリゾナ・カーディナルスがベテランランニングバック（RB）のピーターソンを故障者リストに登録したという。ピーターソンは首のケガでここ2試合を欠場していた。

最初に一報を伝えたのは『ESPN』だ。

現地13日（水）にはヘッドコーチ（HC）のブルース・エリアンスが今季中にピーターソンが試合出場する可能性について「まったく分からない」と語っていたばかり。ペリセロによれば、ピーターソンが今回のケガで手術を受ける必要はないとのことだ。

ケガ自体はそれほど深刻な状態ではないと考えられているが、今季好調をキープしていたピーターソンにとっては失望のシーズン終了となってしまった。ニューオーリンズ・セインツで4試合続けて低迷したピーターソンはRBデイビッド・ジョンソンをケガで欠き、その穴埋めとなるランゲームの中心的選手を探していたカーディナルスにトレードで移籍。

カーディナルスでのデビュー戦で134ヤードを走り、2タッチダウンを挙げて上々の出だしを切ったピーターソンは新天地での3試合目までにラン314ヤードを記録するなど、少なくとも当初はカーディナルスのもくろみにかなっていたと言えよう。

しかしながら、その後の3試合で79ヤード以上を走ることはなく、首の負傷で戦線離脱を余儀なくされた。

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