LBハリソンが元宿敵のペイトリオッツと契約
2017年12月27日(水) 08:58ラインバッカー(LB)ジェームス・ハリソンが元ライバルチームと契約した。
現地26日(火)、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとマイク・ガラフォロはピッツバーグ・スティーラーズで長年のキャリアを積み上げたハリソンがニューイングランド・ペイトリオッツとの契約に合意したと伝えた。このニュースは『ESPN』が最初に報じている。
先週の土曜日にスティーラーズからリリースされていたハリソンはウェイバーでクレームされることはなく、フリーエージェント(FA)となっていた。
ガラフォロは26日、ペイトリオッツは39歳のハリソンに対する他チームの出方をうかがうためにウェイバーでクレームを入れなかった模様だと伝えた。
今季、2度のオールプロ選出LBハリソンは5試合を通じてわずか38スナップにとどまり、シーズン第15週のペイトリオッツ戦では出場すらしていなかった。
ハリソンは不安定なパフォーマンスを見せ続けるニューイングランドのフロントセブンに新しい風を吹かせることができるだろうか。ペイトリオッツはこれまでに合計38サックを記録してリーグ12位タイとなっており、トレイ・フラワーズが6.5サックをマークしてチームを牽引している。
フランチャイズとしてスティーラーズの最多サックを記録しているハリソンがペイトリオッツに移籍したということは、AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)のチャンピオンシップゲームでハリソンが古巣と対戦する可能性が高いということだ。
ハリソンは『Instagram(インスタグラム)』にクオーターバック(QB)トム・ブレイディとのツーショット写真を投稿している。
「やっとだ・・・俺より先輩のチームメイト!」
【S】