現地12月31日（日）、シーズン第17週を迎えた全32チームが最終戦に臨んだ。

すでにNFC（ナショナル・フットボール・カンファレンス）北地区優勝を決めているミネソタ・バイキングスは本拠地USバンク・スタジアムにシカゴ・ベアーズを迎えてレギュラーシーズン最後の一戦に挑み、23対10で勝利。これでバイキングスがファーストラウンドバイ（1回戦免除）を確保した。

ニューヨーク・ジェッツと対戦したニューイングランド・ペイトリオッツは26対6でジェッツを下し、プレーオフ中の全試合をホームで行うアドバンテージを手に入れている。AFC（アメリカン・フットボール・カンファレンス）東地区優勝を成し遂げたペイトリオッツはすでに1回戦免除が確定しており、優位な立場でポストシーズンを戦うことができる。

また、プレーオフへの切符を手に入れるべく激戦を繰り広げたAFCチームのうち、AFC南地区覇者のジャクソンビル・ジャガーズを打ち負かしたテネシー・タイタンズと、マイアミ・ドルフィンズの猛追を振り切って勝ち星を挙げたバッファロー・ビルズがポストシーズンに進むことになった。勝つか引き分けでプレーオフ進出が決まっていたボルティモア・レイブンズはシンシナティ・ベンガルズ戦の終盤に一度は逆転したものの、最終的には黒星を喫して道を絶たれている。ビルズがポストシーズンを戦うのは1999年以来のことだ。

すでに5チームの枠が埋まっていたNFCはカロライナ・パンサーズに勝利したアトランタ・ファルコンズが最後の1席を確保してプレーオフに進出。ニューオーリンズ・セインツはタンパベイ・バッカニアーズに敗北したものの、ライバルだったパンサーズも黒星を喫したため、NFC南地区優勝を決めている。

AFC

プレーオフ進出決定：
◆ピッツバーグ・スティーラーズ（AFC北地区優勝、1回戦免除）
◆ニューイングランド・ペイトリオッツ（AFC東地区優勝、1回戦免除、ホームアドバンテージ）
◆ジャガーズ（AFC南地区優勝）
◆カンザスシティ・チーフス（AFC西地区優勝）
◆テネシー・タイタンズ（ワイルドカード第5シード）
◆バッファロー・ビルズ（ワイルドカード第6シード）

NFC

プレーオフ進出決定：
◆フィラデルフィア・イーグルス（NFC東地区優勝、1回戦免除、ホームアドバンテージ）
◆ミネソタ・バイキングス（NFC北地区優勝、1回戦免除）
◆ロサンゼルス・ラムズ（NFC西地区優勝）
◆ニューオーリンズ・セインツ（NFC南地区優勝）
◆カロライナ・パンサーズ（ワイルドカード第5シード）
◆アトランタ・ファルコンズ（ワイルドカード第6シード）

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