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コルツがチャック・パガーノHCを解任

2018年01月01日(月) 08:11

インディアナポリス・コルツのチャック・パガーノ【AP Photo/AJ Mast】

多くの人々を驚かせたチャック・パガーノのヘッドコーチ(HC)続投を決めてから1年、3年連続してプレーオフ進出を逃したインディアナポリス・コルツが新たな道に進むことを決断した。

4勝12敗で2017年シーズンを終えたコルツはパガーノを解任。パガーノにとってコルツに在籍した7年間で最低の成績を残してインディアナポリスを去ることになった。コルツは現地31日(日)に行われたシーズン最終戦でヒューストン・テキサンズと対戦し、22対13で勝利したが、それからほどなくしてパガーノの解任が発表されている。

コルツオーナーのジム・アーセイは声明の中で「チャック・パガーノはコルツのヘッドコーチとして多くのエキサイティングな勝利と思い出をコルツファンにもたらした」と述べ、さらにこう続けた。

「インディアナポリスでの在任中、彼は監督する選手や組織で共に働く者、世界中にいるコルツファンの生活に影響を与えてきた。勇敢にも白血病と闘い、克服したチャックの初シーズンはNFL史上においても感動的な物語となった。彼の“CHUCKSTRONG Foundation(チャックストロング基金)”は癌研究のために数百万もの寄付を集めている。わがフランチャイズとコミュニティに対する彼の貢献に感謝すると共に、チャック、ティナ、パガーノ家の今後のご活躍とご健勝をお祈りするばかりだ」

パガーノのコルツでの戦績は53勝43敗。2012年から3年連続して11勝5敗の成績を残し、2014年シーズンにはAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップゲームに進出したものの、2015年はエースクオーターバック(QB)アンドリュー・ラックの負傷もあり、8勝8敗でプレーオフを逃した。

2016年も8勝8敗でポストシーズンには進めず、2017年にはQBラックが肩のケガでシーズンを棒に振り、地区優勝を争うポジションにはつけなかった。

【C】