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ベンガルズ、暫定OCレイザーと2年契約

2018年01月04日(木) 08:57


シンシナティ・ベンガルズ50周年ロゴ【Kirby Lee via AP】

シンシナティ・ベンガルズが来季に向けた体制を整え始めた。

ヘッドコーチ(HC)マービン・ルイスとの契約を2年延長した翌日の現地3日(水)、ベンガルズが攻撃コーディネーター(OC)ビル・レイザーと新契約を交わしたと発表。

レイザーは声明の中で「われわれのロースターには優れた選手が多数いる。ポテンシャルの高い攻撃陣を指揮するチャンスを得て興奮している。今季の終盤に見せた成功を継続させ、2018年はさらに力の増した攻撃陣にするためにも今オフシーズンは重要となる」と語った。

今年9月にケン・ザンピージーOCの解雇を受けてクオーターバック(QB)コーチからOCに昇格したレイザーは、OCとしてマイアミ・ドルフィンズに2年間従事した後、ベンガルズに移って2年目のシーズンを過ごしていた。

彼がベンガルズのOCを引き継いで以降、チームの攻撃陣は少しばかりパフォーマンスを向上させたものの、終わってみれば1試合平均獲得ヤードが280.5ヤードでリーグ32位、1試合平均獲得ラッシングヤードは85.4ヤードで31位、パスオフェンスでは1試合平均195.1ヤードで27位と低迷した。

ベンガルズ攻撃陣にはランニングバック(RB)のジョー・ミクソンやジョバニ・バーナード、プロボウラーのワイドレシーバー(WR)A.J.グリーン、QBにはアンディ・ダルトンと、比較的にタレントは揃っている。オフェンシブライン(OL)の強化と2017年のドラフト1巡目指名選手であるWRジョン・ロスの育成に力を注ぐことがベンガルズの新OCにとって今オフシーズンの最優先事項となるだろう。

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