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ドルフィンズのゲイズHC、来季の先発QBはタネヒルと明言

2018年01月04日(木) 10:25


マイアミ・ドルフィンズのライアン・タネヒル【AP Photo/Denis Poroy】

地方紙『Miami Herald(マイアミ・ヘラルド)』によると現地3日(水)、マイアミ・ドルフィンズのヘッドコーチ(HC)アダム・ゲイズはクオーターバック(QB)ライアン・タネヒルに関し、記者会見の中で「彼(ライアン)が来季の先発だ」と明言したようだ。

ゲイズHCはタネヒルが春のワークアウトに参加する予定で、昨季のトレーニングキャンプ中にシーズン絶望となる膝の負傷をしたタネヒルが「今まで以上にたくましくなって戻って来るだろう」とも語っている。

驚くべき内容ではないが、来季のジェイ・カトラーに関してゲイズHCは今シーズンと同様の役割が与えられることはないとも明かしている。

今シーズンのドルフィンズは6勝10敗を記録し、タネヒルの不在が結果に色濃く反映された形となった。過去1年間で2度も膝の手術を受けているタネヒルだが、現在のチームはタネヒル以外にQBポジションを争う選手はいないと見ているようだ。

ゲイズHCはタネヒルに関して「それはそれだ。彼が戻って来るチームは春先の練習やトレーニングキャンプ、プレシーズンを通して万全な状態になる。ライアンが負傷した際、われわれにできることはほとんどなかった。ただ、できる限りの修正を行うしかなかった」と語った。

有望なQBがひしめくとされる2018年のドラフトでドルフィンズが全体11位の指名権を保持していることには留意しておきたい。その一方で、2018年にタネヒルが受け取る1,750万ドル(約19億7,000万円)の給与は3月まで保証されてはいない。

チームがタネヒルを見限る可能性は考えられるが、現時点でゲイズHCはタネヒルをチームのキープレーヤーとして見ているようだ。

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