バッカニアーズのT.J.ウォードが大麻所持で逮捕
2018年01月04日(木) 12:10タンパベイ・バッカニアーズのセーフティ(S)T.J.ウォードが現地3日(水)早朝、フロリダ州タンパで複数の大麻所持による罪で逮捕された。
フロリダ州ヒルズボロ郡警察署によると、ウォードは“大麻”と“吸引道具一式”を所持していた容疑で逮捕されたとのこと。拘置所の記録によれば、2,500ドル(約28万円)の保釈金を支払ったウォードは3日中に釈放されている。
今回の事件は昨年10月25日、ウォードのアパートから非常警報が鳴ったためにタンパ警察が彼の自宅を調査した際におよそ99.9グラムのマリファナが2つのビンに入っているのを発見したことが発端であった。地方紙『Tampa Bay Times(タンパベイ・タイムズ)』は水曜日の逮捕が10月の一件に関連する“有効な逮捕状”によるものだったと報じている。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが入手したウォードの代理人、ジョシュ・アーノルドによる声明文の中には次のように記されている。
「約3カ月前に起こった件について、私のクライアントであるT.J.ウォードに関する複数の情報筋による報道は不正確な部分が多い。われわれは報じられていることについて反論し、TJは断固としてそれらの主張を否定する。われわれの認識としては10月の一件はすでに解決されているはずで、私のクライアントがあの時に逮捕された記録は一切ない。警察が大麻を発見したとされる頃に彼が自宅にいたわけでもなかった。10月の件に関してTJが裁判に出る必要はなく、その後もそのような話は全くない。TJはなぜ数カ月前に解決となった事案が今になってまた取り沙汰されるのかと不思議に思っている。いずれにせよ、彼は可能な限り迅速に対応してこの問題を解決することを望んでいる」
昨年9月、デンバー・ブロンコスがチームのロースターを53名に絞る際にカットの対象となったウォードはその数時間後にバッカニアーズとの1年契約を結んだ。
バッカニアーズに移籍してからはわずか5試合の出場にとどまり、目立つことのないシーズンを送っていたウォードだが、今年3月にはフリーエージェント(FA)となる予定だ。
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