ドウェル・ロゲインズがドルフィンズのOCに就任
2018年01月05日(金) 14:25シカゴ・ベアーズと袂(たもと)を分かったドウェル・ロゲインズの新天地は旧友のいるマイアミとなった。
情報筋の話として『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じたところによると、マイアミ・ドルフィンズは現地3日(水)の夜に新攻撃コーディネーター(OC)としてロゲインズを指名し、元OCとなったクライド・クリステンセンはチーム内部の別職に就くようだ。
ロゲインズ新OCはヘッドコーチ(HC)のアダム・ゲイズと共にベアーズで働いた経験があり、当時はOCを務めていたゲイズがドルフィンズへと移籍した後にロゲインズがクオーターバック(QB)コーチからOCへと昇格していた。
37歳のロゲインズは2008年にテネシー・タイタンズのクオリティコントロールコーディネーターとしてNFLでのコーチングキャリアをスタートさせた。2010年にQBコーチに昇格した彼は2012年にOCに抜擢され、その後のロゲインズはQBコーチとしてクリーブランド・ブラウンズに1年間従事してからシカゴ・ベアーズでゲイズと共に過ごした。
ただし、ドルフィンズでのプレーコールは継続してゲイズHCが行うとされる。
ロゲインズが指揮した2年間に対してベアーズファンのフラストレーションは溜まっている。ロゲインズの攻撃陣は保守的で想像力を欠き、非生産的なプレーコールが多いとの評価を受けた。それでも、ゲイズHCはベアーズの哀れな成績が若きコーチの責任だけではなく、能力不足の選手らにも原因があると考えているのは明白だ。今回の動向により、NFLのコーチとして成長を望むのであれば、チームの上層部で働く友人とのコネクションが重要であることを改めて認識させられた。
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