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【2017年ワイルドカード】プレーオフ日和のジャクソンビルでビルズとジャガーズが対戦!

2018年01月08日(月) 06:26

ジャクソンビル・ジャガーズのデデ・ウエストブルックとバッファロー・ビルズのロレンツォ・アレキサンダー【AP Photo/Stephen B. Morton】

現地7日(日)、ワイルドカードラウンド3回戦でAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)南地区を制したジャクソンビル・ジャガーズとバッファロー・ビルズとの一戦が行われた。

本拠地エバーバンク・スタジアムにビルズを迎えたジャガーズは地元ファンの声援を後押しに勢いをつけたいところだったが、自陣を抜け出せないドライブが続き、第2クオーターには守備陣の奮闘で相手QBテイラーのパスをインターセプトして敵陣からのプレーに臨むも、ファーストダウンを更新できずにパントに終わっている。

シーズン最終週に足首を捻挫していたランニングバック(RB)ルショーン・マッコイが無事に先発出場を果たしたビルズはクオーターバック(QB)タイロッド・テイラーのパスを中心にマッコイも足でヤードを稼いだが、相手陣地に踏み込めずフラストレーションのたまる時間を過ごす。第2クオーターにオフェンス陣がようやくリズムをつかんでレッドゾーンに到達し、タッチダウン狙いの攻撃を組み立てるもテイラーのパスがうまく通らなかったため、フィールドゴールに切り替えて先制を果たした。

前半終了間際に44ヤードのフィールドゴールを成功させて同点に追いついたジャガーズは後半、QBブレイク・ボートルスのパスなどでビルズ陣地に前進し、新人RBレナード・フォーネットの6ヤードランでレッドゾーンに入ると最後はボートルスからタイトエンド(TE)ベン・コヤックにパスがつながってタッチダウンを決める。

反撃の糸口を探るビルズは残り時間2分を切って臨んだ攻撃ドライブでヒットを受けたQBテイラーが負傷退場するハプニングに見舞われ、バックアップQBのネイサン・ピーターマンが急きょフィールドに入っている。1回のパスを通した後、ワイドレシーバー(WR)ディオンテ・トンプソンを狙ってボールを放つも、ピーターマンのパスはインターセプトされてしまい、ビルズのポストシーズンに幕が降ろされることになった。

ディフェンス陣の好パフォーマンスもあってビルズ攻撃陣を抑え続けたジャガーズは10対3でビルズを下し、ディビジョナルラウンド進出を果たしている。