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チャージャーズ、Kアグワイヨと先行契約
2018年01月11日(木) 12:10あと1つの勝利数の差でポストシーズンまで届かなかった今季のロサンゼルス・チャージャーズに、もしもシーズンを通して安定したキッカー(K)がいたならばその結果は違ったのかもしれない。
今季のチャージャーズはク・ヨンホから順にニック・ノバク、トラビス・クーンズ、ニック・ローズと4人のKを起用した。4人のフィールドゴール成功率の平均は66.7%となり、これはリーグ最下位の数字だ。Kクに至っては開幕から2週間ですでに数回のキックミスを記録し、他チームからも笑いのネタのように扱われた。
Kポジションの改革に乗り出したチャージャーズは現地10日(水)、来季に向けてロベルト・アグワイヨと先行契約を結んだ。
タンパベイ・バッカニアーズのトレーニングキャンプでベテランKニック・フォールに先発の座を奪われたアグワイヨは今季、フィールドに登場していない。アグワイヨは練習生としてシカゴ・ベアーズとカロライナ・パンサーズに在籍したものの、いずれのチームでもレギュラーシーズンのスナップを経験するチャンスは訪れなかった。
ドラフト2巡目でNFL入りを果たしたアグワイヨは荒々しいルーキーイヤーを過ごしていた。1年目にはフィールドゴールの成功率が71%で、エクストラポイントでは2度のチャンスを台無しにしている。
プロの世界で苦戦を強いられる若手選手は多いが、アグワイヨは新天地となるロサンゼルスで再起を誓う。現在、チャージャーズが2018年のシーズンまで契約下に置くKはアグワイヨの他にローズしかいない。
【S】