現地31日（水）、NFLコミッショナーのロジャー・グッデルが来季はカンザスシティ・チーフスとロサンゼルス・ラムズがメキシコシティで対戦すると明かした。

グッデルコミッショナーは声明の中で「過去2シーズンにわたり、メキシコでNFLフットボールが大成功を収めてきた。われわれは2018年にもロサンゼルス・ラムズとカンザスシティ・チーフスの試合をメキシコシティに所在するエスタディオ・アステカで開催し、また新たなすばらしいイベントとなることを期待している」と語った。

具体的な日程は今オフシーズン中に決定するようだ。

2016年と2017年のシーズンにメキシコで開催されたゲームが予想以上の盛り上がりを見せたのを受け、NFLとメキシコの観光省は昨年11月にレギュラーシーズンの試合をメキシコで開催する2021年までの3年間の協定を結んでいた。昨年11月にメキシコシティで行われたニューイングランド・ペイトリオッツ対オークランド・レイダース戦は7万7,000人のファンが観戦に訪れていた。

ロンドンでも3ゲームが開催されることがすでに発表されており、2018年の国際試合として決定したのはメキシコが4試合目にあたる。

ラムズオーナーのスタン・クローンキーはこのように語った。

「南カリフォルニアとメキシコには長い歴史と文化の結びつきがあり、この試合は2つの地域のつながりを祝福するチャンスとなるだろう。NFLの国際試合に再び参加できることや海外でのNFLの成長に貢献できるのはすばらしいこと。メキシコには世界最大級のNFLファンベースがあり、われわれは何百万といるファンの前で試合ができることをうれしく思っている」

チーフスにとってメキシコでレギュラーシーズンのゲームを戦うのは初めてのこと。同チームは1996年のプレシーズンゲームをメキシコで戦っている。

チーフスオーナーのクラーク・ハントは「再びNFLの国際試合に参加できることに興奮している。今年の秋、歴史あるエスタディオ・アステカでラムズと対戦できるのが楽しみだ。メキシコにおけるNFLファンは最初の試みとなった1996年以来、想像以上に規模が大きくなった。またメキシコで試合することを楽しみにしており、2018年のシーズンは新たなファン層とのコネクションができればと願う」と述べた。

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