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来季のプレーも約束するペイトリオッツQBブレイディ

2018年02月05日(月) 09:42

ニューイングランド・ペイトリオッツのトム・ブレイディ【AP Photo/Jeff Roberson】

ニューイングランド・ペイトリオッツのクオーターバック(QB)トム・ブレイディとヘッドコーチ(HC)ビル・ベリチックが現地4日(日)開催の第52回スーパーボウルでさらなる伝説を築こうとしている。

ただし、その後についてはいささか不透明な部分もあるようだ。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートによると、ブレイディとベリチックHCは2018年シーズンもタッグを組むことが予想されるものの、それは内部問題を解決した後だと伝えた。

『NFL GameDay(NFLゲームデー)』に出演したラポポートは「トム・ブレイディのトレーナーであるアレックス・ゲレーロについてどうするか、また、ジミー・ガロポロのトレードをどうカバーするかなど、チームには解決すべき複数の事柄が残っている」と報じ、「そして、トム・ブレイディの契約延長についても考慮されるだろう。まだ2年の契約が残っており、チームはブレイディがあと2年はプレーすると考えている。ただし、彼らがその2年を満期とするのか、あるいは、もう一度大枚をはたいて彼をキープするのかは疑問だ。ペイトリオッツはこれらの事柄を今週中にも解決する意向だ」と続けた。

チームはこれら内部問題の中心となっているブレイディ、トレーナーのゲレーロ、そして、ベリチックHCの三角関係に対し、今シーズンが完全に終了次第すぐにでも解決に向かうだろう。さらに気になるのが、チームがバックアップQBジミー・ガロポロの抜けた穴をどう埋めるのかという点だ。今シーズン半ばに現在40歳のブレイディを陰で支えてきたバックアップQBがサンフランシスコ・49ersへトレードに出されたが、これは現状にだけ焦点を当てた動きであったはずだ。それゆえ、オーナーのロバート・クラフト政権を含む今後のフランチャイズの体制について、チームにはさまざまな疑問が残っている。

少なくとも、第52回スーパーボウルでは全員が力を合わせることは間違いなく、チーム10回目のスーパーボウルを終えた後もブレイディ、ゲレーロ、ベリチックHC体制が継続される可能性は高い。

第52回スーパーボウルに先立ってブレイディは『Westwood One(ウェストウッド・ワン)』のジム・グレイに対し、結果がどうであれ来季のプレーは継続することを約束し、次のように語った。

「もちろんさ。来季も僕のプレー姿が見られるだろうね。自分がプレーを辞める姿は想像できない。レースの終盤にはいるかもしれないが、その最後には登らなくてはならない一番大きな山が待ち構えている。これまでに培ってきた経験が今、自分たちに最高のプレーをさせてくることを願っているよ。自分たちのベストの力が必要となるし、そのために準備をしてきた。自分もそのためにフィールドに出て行くし、チームがベストの力を発揮するよう期待している」

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