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グレイ・カップMVPのポージーがレイブンズと契約

2018年02月07日(水) 12:37

ボルティモア・レイブンズのチアリーダー【AP Photo/Nick Wass】

カナダでヒーローとなったワイドレシーバー(WR)デビーア・ポージーが再びNFLに挑戦する。

ボルティモア・レイブンズは現地6日(火)、WRポージーとの契約が合意に至ったと発表した。

第105回グレイ・カップ(カナディアン・フットボールの決勝戦)で100ヤードのパスキャッチからのタッチダウンを決めたポージー。175ヤード、7キャッチ、1タッチダウンを記録して所属するトロント・アルゴノーツを27対24の勝利に導いたオハイオ州立大学出身のポージーは、グレイ・カップのMVPにも選出された。

ポージーは『Instagram(インスタグラム)』でこのように喜びを爆発させている。

「2017年シーズンのグレイ・カップで優勝し、MOPも受賞するなんて夢のようだ・・・トロントには一生ものの思い出がいっぱい!! アールゴーーース!!! @torontoargos2017」

アルゴノーツのポージーは今季、ヘッドコーチ(HC)マーク・トレストマンが誇る最強クラスの攻撃陣のメンバーとしてレギュラーシーズンの12試合に出場し、52キャッチ、744ヤード、7タッチダウンを決めている。

2012年にヒューストン・テキサンズからドラフト3巡目(全体68位)で指名されたポージーは2012年から2014年のシーズンにかけて26試合に出場し、22キャッチ、272ヤードをマークした。その後、2015年から2016年にかけてはニューヨーク・ジェッツ、デンバー・ブロンコスに所属したものの、この間はレギュラーシーズンに出場する機会はなかった。

ここ4カ月、ポージーの周辺は目まぐるしい動きを見せている。先週、オハイオ州シンシナティにあるラサール高校の卒業生として同校の殿堂入りを果たしたポージーは今月2日、NFLでの再チャレンジを容認したチームによってリリースされていた。レイブンズと契約を結んだポージーはフリーエージェント(FA)となるWRマイク・ウォレスやプロ入り以降3シーズンを通して結果の出ないブレシャド・ペリマンに代わるレシーバーとして活躍が期待されている。

【S】