カーディナルスに吉報、WRフィッツジェラルドが現役続行を宣言
2018年02月16日(金) 09:48クオーターバック(QB)カーソン・パーマーとヘッドコーチ(HC)ブルース・エリアンスはアリゾナ・カーディナルスを離れたものの、ワイドレシーバー(WR)ラリー・フィッツジェラルドは2018年シーズンも現役を続行する意志を固めたようだ。プロボウルに11度出場を果たしたWRはカーディナルスの新HCスティーブ・ウィルクスに対して来季もプレーする意志を伝えたそうだ。
ウィルクスHCは地方ラジオ番組『Doug & Wolf Show(ダグ・アンド・ウルフ・ショー)』の中で「昨晩、ラリーは2018年のシーズンに戻って来ると伝えてきた。(中略)彼はそういう決意を固めたようだ。ラリーは自分でそう言ったんだ。アリゾナ・カーディナルスの一員としてまた彼を迎えられることが最高にうれしい」と語った。
先週末にペブルビーチ・プロアマ(ゴルフコンテスト)でアマチュア部門を制した際、フィッツジェラルドはメディアに対して現役続行のニュアンスも含ませつつも、今後のプランを明らかにすることはなかった。
元同僚のパーマーとエリアンスが引退を宣言したこともあり、フィッツジェラルドもフィールドを去る可能性は高いと見られていた。延長契約の最終年となる来季、フィッツジェラルドは1,100万ドル(約11億7,000万円)を受け取る予定だ。
しかしながら、来季のフィッツジェラルドのパフォーマンスに関しては全く疑いようがない。先シーズンは自己記録タイとなる109キャッチを記録し、NFL歴代2位にランクインしたフィッツジェラルドは、1,156ヤードと6タッチダウンも記録している。
フィッツジェラルドがフィールドに戻って来ると判明した今、ウィルクスHCとカーディナルスにとっての最優先課題は新クオーターバック(QB)探しとなった。少なくとも、カーディナルスの次なるQB選手がターゲットとする相手は間違いなく近い将来に殿堂入りを果たす選手である。
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