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生え抜きKジャニコウスキーがレイダース離脱へ

2018年02月15日(木) 09:43


オークランド・レイダースのセバスチャン・ジャニコウスキー【AP Photo/Charlie Riedel】

オークランド・レイダース生え抜きのキッカー(K)セバスチャン・ジャニコウスキーがオークランドを去るようだ。

現地14日(水)、『ESPN』はレイダースが2018年シーズンにジャニコウスキーを呼び戻すことはないと本人に伝えたと報道。

ニューイングランド・ペイトリオッツがトム・ブレイディをドラフトした2000年、レイダースがドラフト全体17位で指名したのがジャニコウスキーだ。それから18年、39歳になるジャニコウスキーは一度もチームを離れることなく生え抜き選手として活躍してきた。

とはいえ、昨季は背中のケガで故障者リストに登録されたまま1年を過ごしており、今回の動きが取り立ててサプライズだったわけではない。すでにそのポジションには27歳のジョルジオ・タベッキオが立ち、21回のフィールドゴールにトライして16回を成功させ、エキストラポイントは34回中33回を獲得している。

2011年には対ブロンコス戦で63ヤードのフィールドゴールを決めてNFLレコードに並んだジャニコウスキーだったが、それから2シーズン後にはマット・プレイターが64ヤードフィールドゴール成功で記録を塗り替えた。

2020年にレイダースがラスベガスに本拠を移転した時にもチームのためにプレーしたいと話していたものの、ジャニコウスキーはこれでフリーエージェント(FA)になる。

予定が変わってしまったとはいえ、建設的かつ記憶に残るキッカーのジャニコウスキーを獲得しようとするチームは少なくないはずで、他のチームでプレーする姿を見られる可能性も低くはないだろう。

【C】