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カーディナルスとベアーズがオフシーズンワークアウトを開始

2018年04月04日(水) 10:45


フィールドに描かれたNFLのロゴマーク【Al Messerschmidt via AP】

NFLプレイヤーが正式にワークアウトを開始する時期がやって来た。

現地3日(火)、新ヘッドコーチ(HC)が率いるアリゾナ・カーディナルスとシカゴ・ベアーズがそれぞれオフシーズンスケジュールの第1フェーズを開始した。今オフシーズンにカーディナルスはスティーブ・ウィルクスを、ベアーズはマット・ナギーをHCに任命している。

その他、新HCを採用したデトロイト・ライオンズ、インディアナポリス・コルツ、ニューヨーク・ジャイアンツ、オークランド・レイダース、テネシー・タイタンズのオフシーズンプログラムは来週の月曜日からスタートする予定だ。残り25チームのワークアウトは4月16日(月)から始まる。

NFLのワークアウトプログラムは第3フェーズまであり、第1フェーズの開始報告は包括的労働協約に基づく義務となっている。第1フェーズの2週間は体力強化、コンディション調整、身体的リハビリだけに制限されている。つまり、カーディナルスとベアーズはチーム施設内でワークアウトを行い、その他に行えることはほぼないと言っていい。

3週間ある第2フェーズではフィールド上での個別指導やドリルが行われ、チーム練習は基本的に“区分”されている。すなわち、この段階でオフェンスとディフェンスが合同で練習することはできない。

4週間の第3フェーズでは10日間のOTA(チーム合同練習)を行うことが可能だが、この間の接触プレーは許されていない。ただし、7対7や9対7、11対11のドリルを行うことは可能だ。

これらに加えて各チームはベテランプレイヤーに対する義務的なミニキャンプを1度行うことが可能で、新HCを迎えた各チームはベテランプレイヤーらによる自発的キャンプを行う権利も有している。

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