ファルコンズのディミトロフGM、QBライアンとの新契約合意を示唆
2018年04月04日(水) 10:55アトランタ・ファルコンズはクオーターバック(QB)マット・ライアンとの契約延長に思い悩んではいない。
現地3日(火)、『The Atlanta Journal-Constitution(ジ・アトランタ・ジャーナル・コンスティテューション)』のジェフ・シュルツに対して送信されたEメールの中で、オーナーのアーサー・ブランクは全ての懸念を払しょくする一方、ライアンとの取引に関するタイムラインはまだないと主張し続けた。
「もっとも直接的で正直な答えはこうだ。心配はご無用。良い会話は行われているし、ポジティブなものとなっている。ただし、これに関するタイムテーブルはない」
一方でジェネラルマネジャー(GM)トーマス・ディミトロフは3日の『680 The Fan(680ザ・ファン)』でファルコンズはチームの先発QBとの取引を“もうじき”終えるだろうと伝え、チーム公式サイトのマット・タビークを通じて「それは複雑なプロセスではない」とも述べていた。
フリーエージェント(FA)のカーク・カズンズが結んだQB最高額を更新する総額8,400万ドル(約89億6,000万円)の契約は、ライアンとその代理人が交渉をする上での糸口となるだろう。
『Over The Cap(オーバー・ザ・キャップ)』によれば、ライアンは2018年度に1,925万ドル(約20億5,000万円)を受け取る予定で、サラリーキャップに対しては2,165万ドル(約23億円)分を占めている。長期契約に合意となれば、2019年度のライアンのフランチャイズテンダーは2,600万ドル(約27億7,000万円)となり、2020年度には3,120万ドル(約33億2,000万円)にも及ぶ。
ライアンがアトランタを去ることはないだろうが、問題はファルコンズが元MVPの契約をカズンズのレベルに近づける保証付き3年7,645万ドル(約82億円)で締結するかどうかだ。
カズンズの契約が締結した今、ライアンとアーロン・ロジャースが次に高額契約を勝ち取るQBとして期待される。これらの契約に関してはもう合意そのものではなく、いつその契約が結ばれるかが問題となっている。
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