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レイダースDEマックは約70億円超えの保証額を希望

2018年04月11日(水) 12:12


オークランド・レイダースのカリル・マック【AP Photo/Joe Mahoney】

現地9日(月)、オークランド・レイダースのディフェンシブエンド(DE)カリル・マックによるオフシーズンワークアウト初日の欠席は、契約交渉に関する動きの一環だと見られている。

新人契約の5年目オプションの下、1,384万6,000ドル(約14億9,000万円)を受け取る予定のマックはトップクオーターバック(QB)と遜色(そんしょく)ないレベルでの超大型契約の締結を望んでいる。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のスティーブ・ワイチは10日の『NFL Up to the Minute(NFLアップ・トゥー・ミニット・ライブ)』で、2016年の年間最優秀守備選手賞を獲得したマックは6,500万ドル(約70億円)を超える保証額を求めているようだと伝えた。

ロサンゼルス・ラムズのディフェンシブタックル(DT)アーロン・ドナルドがリーグトップの守備選手となる契約締結に向けてスムーズな展開を見せる中、マックは2016年にボン・ミラーが結んだ7,000万ドル(約75億円)の保証額を引き合いに自身の希望を提示した。

マックがレイダースと契約延長を交わすタイミングはいつになるのか。

ワイチは2017年のクオーターバック(QB)デレック・カーをモデルとし、今年6月までにマックが新契約を締結する可能性は低いと指摘。レイダースの運営陣はドラフトやオフシーズンワークアウトに集中し、夏休み開始まで残り数週間を切ったところで一気にマックの契約を片付けることになるだろう。

もしこれらが事実であれば、マックの契約締結を待ってからリーグ最高額の守備選手となる金額設定を試みるドナルド陣営の動きは間違っていないと言えよう。

【S】