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カウボーイズがWRブライアントを放出!

2018年04月14日(土) 07:42


ダラス・カウボーイズのデズ・ブライアント【AP Photo/Eric Risberg】

デズ・ブライアントとダラス・カウボーイズの物語が突然の終わりを迎えた。カウボーイズが現地13日(金)、ベテランワイドレシーバー(WR)のブライアントを放出したと発表したのだ。

29歳のブライアントはこの一報がもたらされる直前にカウボーイズオーナーのジェリー・ジョーンズと面談しており、2010年ドラフト全体24位でドラフトしたブライアントとの別れはジョーンズオーナー自身が明かしている。

ブライアントは2018年に1,250万ドル(約)を受け取る予定で、年俸と合わせて1,650万ドル(約)がサラリーキャップに計上される。ブライアントはオフシーズンを通して減俸を受け入れるつもりはないと主張しており、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが伝えるところによれば、最終的に、カウボーイズがブライアントに減俸を提示することはなかったとのこと。

カウボーイズが発行した声明の中でジョーンズオーナーは「ひとつの組織として、われわれはデズ・ブライアントを極めて高く評価している。過去8年に渡り、彼がこのチームにもたらした情熱、スピリット、献身には感謝している。これからもずっと、わが一族の貴重なメンバーであり続ける」と述べている。

「デズと私は個人的な関係もプロとしての関係も非常に強く、この30年間で私がとても親密になった数多くのプレーヤーの一人だ」

「今回のことは容易な決断ではなかった。われわれがダラス・カウボーイズの利益において最善と考えることに基づいて決められた」

「チーム内の複数の意見を聞いた上で今回の岐路を迎えた。最終的に、新しい方向に進む時だとの結論に至った」

ブライアントは『Twitter(ツイッター)』の公式アカウントで「カウボーイズネーション(カウボーイズファンの愛称)、これが俺の決断じゃないってことを知っておいてほしい。俺はずっとみんなを愛している・・・。心の中でダラスは俺の永遠だ」とつぶやいている。

また、ラポポートが入手したブライアントの代理人の声明には「デズはダラス・カウボーイズのためにプレーしたがっていたので彼にとっては苦渋の時だ。しかし、今の彼は新しい組織で新たなスタートを切るのを楽しみにしている。われわれは現在、あらゆるオプションを精査している」とつづられていた。

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