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WRブライアントの希望入団先は古巣と同地区ライバルのジャイアンツ

2018年04月18日(水) 09:55


ダラス・カウボーイズのデズ・ブライアント【AP Photo/Michael Ainsworth】

早期にボルティモア・レイブンズがワイドレシーバー(WR)デズ・ブライアント獲得の最有力候補とされたが、もし元プロボウラーのブライアントが自らの進路を決められるとすれば、NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)東地区に残る道を選択するだろう。カウボーイズと同地区のライバルチームであれば、古巣との対戦機会が年2回あるのだ。

ブライアントが最も加入したいだろう候補の球団としてNFC東地区の1チームの名前が挙がっている。それはニューヨーク・ジャイアンツだ。

元カウボーイズWRは地方ラジオ番組『105.3 The Fan(105.3ザ・ファン)』のマイク・フィッシャーに新天地の可能性のある場所について語り、最も興味があるのはジャイアンツだと述べた。

「ジャイアンツだね」と語ったブライアントは続けて「すでにとんでもないディフェンス陣じゃないか。チームはOBJ(オデル・ベッカム)に支払うさ。だから、彼は戻って来るだろうね。彼やスターリング(シェパード)と一緒にプレーすること・・・あのタイトエンド(エバン・イングラム)や(QBのイーライ)マニングもいるんだよな? クレイジーだ。・・・(中略)ジャイアンツは(サクオン・バークリー/2018年ドラフト目玉のRB)を獲るんだろう? 本当にクレイジーになる」と語った。

ブライアントが次のプレー先としてジャイアンツの名前を挙げたのはこの時が初めてではない。

ブライアントの嗜好(しこう)はジャイアンツのラインアップとはマッチしないかもしれない。ベッカムやシェパードと共にブライアントがブランドン・マーシャルのポジションを担うことは可能かもしれないが、ジェネラルマネジャー(GM)デーブ・ジェトルマンはブライアントとの取引をなるべく避けたいと考えている人物の1人のようだ。ジャイアンツにはまた、ブライアントが要求するほどの金額を支払うつもりはない。ブライアントは減額を受け入れてまで古巣との年2回の対戦を望むのだろうか。

ブライアントはフィッシャーの挙げた候補リストの中から“いろいろあり過ぎた”としてグリーンベイ・パッカーズの名前を外し、ロサンゼルスでのプレーは“楽しそう”だとも語った。

ブライアントは新天地の第1候補としてジャイアンツに釘付けのようだ。そんなブライアントにはバックアップとしての起用を許容する必要も出てくるはずだ。

【S】