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タイタンズ、QBマリオタの5年目オプション行使へ

2018年04月19日(木) 11:13

テネシー・タイタンズのマーカス・マリオタ【AP Photo/Charles Krupa】

テネシー・タイタンズのジェネラルマネジャー(GM)ジョン・ロビンソンが現地18日(水)、地元ラジオ番組『104.5 The Zone(104.5ザ・ゾーン)』でチームがクオーターバック(QB)マーカス・マリオタの5年目オプションを行使する予定だと明かした。これによって、マリオタは2019年シーズンまでタイタンズ在籍が決定することになる。このオプションによって保証されるのは故障のみだ。

5年目オプション行使の正式期限は来月2日(水)となっている。

これで2015年ドラフト全体2位指名選手がテネシーから離れることはないだろう。

タイタンズの至宝であるマリオタには今後の10年程度、リーグをけん引するQBとなる素質が備わっている。大きな懸念事項は身体の健康状態だろう。マリオタは3年のプロキャリアを通じていまだ16試合にフルで出場したことがない。

今オフシーズンのタイタンズはマリオタのポテンシャルを最大限に発揮させる一環としてヘッドコーチ(HC)マイク・ムラーキーを解任した。元コーチ陣が好んだゴリ押しスタイルはクイックパスのスキームやランナーとしての類まれなる才能を持つマリオタの可能性を生かすことができなかった。

先シーズン、マット・ラフルアーが攻撃コーディネーター(OC)を務めていたロサンゼルス・ラムズでショーン・マクベイHCの下、ジェレッド・ゴフが大成長を遂げたように、タイタンズは新OCとなったラフルアーがマリオタの才能を開花させてくれることを期待している。

5年目オプションが正式に行使されることとなれば、両サイドは続いて長期契約についての交渉を始めるだろう。ただし、早くとも来年のオフシーズンまでは交渉が行われる可能性は低そうだ。

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