昨年にキャリアを脅かすほどの首のケガを負ったカム・チャンセラーの未来にはいまだ疑問符が付いている。

ハードヒットのセーフティ（S）チャンセラーは地元バージニア州ノーフォークのTV番組『WVEC-TV』に対して負傷後初めて、メディカルチェックをクリアできるのであれば現役続行を希望すると公の場で宣言した。

チャンセラーは「もし身体が行けると言うなら、自分はまだプレーするつもり。身体がもうダメだと言えば、するつもりはない。話を聞いてみる。本当に真剣に耳を傾ける」と述べた。

シーホークスのジェネラルマネジャー（GM）ジョン・シュナイダーは先月のドラフト前に、チャンセラーは6月後半か7月初旬に精密検査を受ける予定だと明かしていた。チャンセラーに関するその他の情報はこれまでほとんど出てきていない。

先シーズン、30歳のチャンセラーは7試合を欠場し、最終的には首の負傷によって故障者リストに登録された。今年1月にヘッドコーチ（HC）ピート・キャロルがチャンセラーとクリフ・アブリル（すでにリリース）に関して「再びプレーするのは厳しい」との見解を示した一方で、『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートは今年2月、メディカルチェックにクリアした場合はチャンセラーがプレー継続をする予定だと報じていた。

このTV番組の中でチャンセラーは「自分がそんなに年だとは思っていない。まだ全盛期にいると思っている。だから、年齢が関係する話では全くない。これは首の構造的な問題であって、それが変化するかどうかが重要なんだ」と明かした。

もしチャンセラーがプレー不可能となれば、再編されたシーホークス守備陣の中でブラッドリー・マクドゥーガルドがアール・トーマスと共に先発出場すると予想されている。

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