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ペイトリオッツ、ドルフィンズ、ベアーズ、ライオンズがミニキャンプを開始

2018年06月06日(水) 10:24

フィールドに置かれたフットボール【Aaron M. Sprecher via AP】

現地5日(火)、NFLチームの練習が全員参加型となった。

シカゴ・ベアーズ、デトロイト・ライオンズ、マイアミ・ドルフィンズ、そして、ニューイングランド・ペイトリオッツが7日(木)まで行われる全員参加型ミニキャンプを開始している。

その他28チームは来週12日(火)から14日(木)にかけて同キャンプを行う予定だ。

自主参加型から全員参加型となった他には、OTA(チーム合同練習)フェーズ3から内容が大きく変わることはない。練習は依然としてパッド装着なしで行われ、直接的な接触プレーも許されていないが、7対7や9対7、11対11のドリルは許可されている。1日のトータルで3時間半以上フィールド上にとどまらなければ、3日間のキャンプで各チームは1日に2回練習を行うことが可能で、後半のセッションはウォークスルーとなっている。

全員参加型キャンプの欠席は1日あたり1万4,000ドル(約153万円)の罰金となる。ただし、フランチャイズタグに調印していないリビオン・ベルのような選手は契約下にいないとみなされ、欠席しても罰金は科されない。

ライオンズ、ドルフィンズ、ペイトリオッツがOTAを終えるのは来週の予定だが、ベアーズにとって今回のキャンプは7月のトレーニングキャンプ前にチーム全体でフィールドに集まる最後の全体練習となる。

ベアーズやライオンズのようにヘッドコーチ(HC)が入れ替わったチームにとって、全員参加型キャンプは新戦術を導入する時間でもある。また、故障明けの選手たちにとってはトレーニングキャンプ前にフィールド復帰を果たすまでの過程に加わるチャンスであり、ロースター外の選手にとってはトレーニングキャンプ前最後のアピールチャンスとなるだろう。大多数のチームはOTAよりもミニキャンプ中の方がより柔軟なメディア対応を行う。メディア側からすれば今は彼らのオフシーズンの動きをより鮮明に映し出すことが可能となる時間なのだ。

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