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ジャイアンツGMジェトルマンがリンパ腫発見を公表

2018年06月06日(水) 11:46

ニューヨーク・ジャイアンツGMのデイブ・ジェトルマン【AP Photo/Julio Cortez】

ニューヨーク・ジャイアンツのジェネラルマネジャー(GM)デーブ・ジェトルマンは現地5日(火)、リンパ腫を患っていることを告白した。

67歳のジェトルマンGMは健康診断でリンパ腫を発見したようだ。

声明の中でジェトルマンは「最近、年1回の健康診断に行った時にリンパ腫が見つかった。治療法を決定するため、先週にさらなる検査を行った。治療はすぐ開始する予定だ」と語った。

医療関係者とジェトルマン本人による声明からは前向きな姿勢がうかがえる。

ジェトルマンは「治療法や予後に関する医者の見解はポジティブで、私自身もそうだ」とも述べている。

ジェトルマンGMは許される限り、治療プロセスを続けながら現職を維持する意向だが、自身の不在時にはアシスタントGMケビン・アブラムスやヘッドコーチ(HC)パット・シューマーを含むチームタッフの主要メンバーと密にコミュニケーションを取る予定だとのこと。

カロライナ・パンサーズで4シーズンの間GMを務めたジェトルマンは昨年12月からジャイアンツに転職している。パンサーズに移る前のジェトルマンは1998年から2012年までをジャイアンツで過ごし、フロントオフィスでシニアプロ人事分析家など、さまざまな役職を経験していた。

ジャイアンツのGMとして初めてのドラフトは今年の4月だった。ランニングバック(RB)セイクワン・バークリーやガード(G)ウィル・ヘルナンデスなどの指名に大きな影響力を持っていたのもジェトルマンGMである。

ジェトルマンはまた、次のような声明も発行している。

「サポートや励ましの言葉をくれたジョン・マーラ(オーナー)、スティーブ・ティッシュ(会長)、チーム組織全体、そして、ガイダンスや助言をくれたルーニー・バーンズ(医療サービスチーム副部長)には本当に感謝している。そして、もちろん、妻のジョアンヌや子どもたちからの愛やサポートにも心から感謝している」

「そして、この問題を乗り越える上でみんなが私や私の家族のプライバシーを尊重してくれることを事前に感謝しておきたい。万全な状態に戻ること、そして、2018年のニューヨーク・ジャイアンツが最高のチームになれるよう全力でサポートすることを楽しみにしている」

【S】