ニュース

ファルコンズWRジョーンズが全員参加型ミニキャンプを欠席

2018年06月12日(火) 09:13

アトランタ・ファルコンズのフリオ・ジョーンズ【AP Photo/Matt Rourke】

アトランタ・ファルコンズは全員強制参加であるミニキャンプをリーグ屈指の攻撃選手なしで行うことになりそうだ。

ファルコンズは現地11日(月)、ワイドレシーバー(WR)のフリオ・ジョーンズがチームに対し、12日から14日にかけて開催される3日間のキャンプに参加しないことを伝えてきたと発表した。

声明文を通じて、「われわれはフリオや彼の代理人と連絡を取り続けている」と語ったジェネラルマネジャー(GM)トーマス・ディミトロフは続けてこのように述べた。

「これらの議論を公(おおやけ)に行うつもりはないが、彼らが生産的で建設的であるとだけは伝えておきたい。彼らの観点からも、いろいろな懸念や考えがあることを理解している。理想的ではないものの、フリオは今日、われわれに対してミニキャンプを欠席する旨を伝えてきた」

「われわれも、チームや街、そして、ファンにとって大きな存在である彼には敬意を払っている」

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが以前に伝えた情報では、自主参加型OTA(チーム合同練習)にも姿を見せなかった29歳のジョーンズは新契約締結を希望しているとのことだ。

先ごろファルコンズはクオーターバック(QB)マット・ライアンとの契約延長を成立させたものの、ジョーンズについてはまだ動きを見せていない。スターWRであるジョーンズは現行契約がまだ3年残っており、2018年度のベースサラリーは1,050万ドル(約11億6,000万円)となっている。

現在、ファルコンズのサラリーキャップには720万ドル(約8億円)分のスペースがある。

OTA不参加のジョーンズが制裁を受けることはなかったものの、オフシーズンワークアウトプログラムの一部である全員参加型ミニキャンプに欠席するともなれば、金銭的な罰金が科されることは免れられない。

【S】