ジャイアンツWRベッカム、ミニキャンプ登場もチーム練習には加わらず
2018年06月13日(水) 09:24
ワイドレシーバー(WR)のオデル・ベッカムはニューヨーク・ジャイアンツの全員参加型ミニキャンプに姿を現すものの、チーム練習には加わらない意向だ。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のキンバリー・ジョーンズによると、ベッカムはジャイアンツと今週のチーム練習に参加しないことで意見を一致させているとのこと。ジャイアンツはチームトップのプレーメイカーが焦って練習に加わる必要性を感じていないようだ。
さらにジョーンズはベッカムの負傷以降、ドクターとニューヨークの医療スタッフが連携して今回のプランに協力しているとの情報を伝えた。
ベッカムが足首を骨折したのは昨年の10月のことだ。
プロ5年目のベッカムは今年4月の自主参加型ミニキャンプに参加後、先月の一部OTA(チーム合同練習)でワークアウトを行ったものの、先日のOTA(チーム合同練習)は欠席している。
ベッカムに対しては継続して慎重な姿勢が取られてきた。ここ数週間を通し、ヘッドコーチ(HC)パット・シューマーがベッカムに関して記者に述べた言葉は、完全復帰まで“かなり近い”から、ミニキャンプへ向けた準備が整う可能性は“おそらくある”へと変わっていた。
楽観的な観測とは裏腹に、ベッカムの現状は今週も変わらぬままだ。パッド装着が開始されるトレーニングキャンプ前まで何も身体的問題を起こさないと保証することが、チームにとっては優先事項となっている。
今オフシーズン、ベッカムに関する話題は負傷と新たな大型契約が中心となってきた。NFLネットワークのイアン・ラポポートは以前、ベッカムが新契約なしでフィールドに姿を現すことはないと報じている。今週もチーム練習を欠席するということは、まだその恐れが継続中だとも言えよう。
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