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レイダース、わずか1カ月弱でQBハッケンバーグをカット

2018年06月13日(水) 13:32

ニューヨーク・ジェッツのクリスチャン・ハッケンバーグ【AP Photo/Julio Cortez】

NFL関係者の情報によると、オークランド・レイダースは現地12日(火)にペンシルバニア州立大学出身のクオーターバック(QB)クリスチャン・ハッケンバーグをウェイバーにかけたとのことだ。

レイダースが条件付き2019年ドラフト7巡目指名権と引き換えにニューヨーク・ジェッツからハッケンバーグを獲得したのは先月22日。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートによると、レイダースは譲渡したその指名権を取り戻すようだ。

『ESPN』の解説者だった当時、現在レイダースのヘッドコーチ(HC)であるジョン・グルーデンは大学を卒業したてのハッケンバーグの1ファンでもあった。

当時のグルーデンはESPNの記事の中でこのように記している。

「コーチが代わってシステムが変更し、それら全てによってリズムが狂う前、ペン州大(ペンシルバニア州立大学)の1年生だった彼が見せてくれたものは私にとって早期指名を決意するには十分だった。彼は正しいシステムと正しい人々のいるチームに所属し、細かな部分に集中すればいい」

ベイエリアで1カ月弱が経過した今、グルーデンHCは既に今回の判断に至るだけの材料を得たようだ。

今回はチームがディフェンシブタックル(DT)のアタバ・ルービンとフロスティー・ラッカーの両契約を締結させるため、調整の一環として2016年ドラフト2巡目のハッケンバーグとラインバッカー(LB)ブレイディ・シェルドンが共にウェイバーにかけられている。

【S】