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ジャイアンツCBジェンキンスの兄に殺人容疑

2018年06月28日(木) 10:51

ニューヨーク・ジャイアンツのジャノリス・ジェンキンスとミネソタ・バイキングスのコーダレル・パターソン【AP Photo/Andy Clayton-King】

現地26日(火)、ニューヨーク・ジャイアンツのコーナーバック(CB)ジャノリス・ジェンキンスがニュージャージー州に所有する住居内で遺体が発見された事件に関し、ジェンキンスの兄に殺人容疑がかけられた。

27日午後、ニュージャージー州のバーゲン郡検察庁はウィリアム・H・ジェンキンスを殺人事件の容疑者とすることを発表。26日朝に仮釈放違反のため副保安官によって捕らえられた34歳のウィリアムはニューヨーク州オンタリオ郡の拘置所に入れられていた。これはオンタリオ郡の地方検事がNFL情報番組『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロに対して語ったものだ。容疑者とされる前まで、バーゲン郡検察庁はウィリアムを “重要参考人”として見ていた。

バーゲン郡の検察が『NFL.com』に語った話では、仮に第一級殺人との有罪判決が下った場合、ウィリアムには懲役10年から30年が言い渡されるようだ。

『The Associated Press(AP通信)』によると、犠牲者はルーズベルト・リーン(25歳)と特定され、ジェンキンス家が家族ぐるみで親しくしていた友人とのこと。番組レポーターのマイク・ガラフォロは、警察側とバーゲン郡検察庁側が絞殺、および窒息死事件として調査にあたっていると報じている。この調査は現在も進行中だ。

弟のジャノリスを知るジャイアンツやその他情報筋はペリセロに対し、彼らが知る限り、遺体が発見された26日時点でジャノリスはフロリダに滞在していると話していた。

AP通信は、この住居はメットライフ・スタジアムから約16km北上したフェアローンという地区に所在しており、資産登録上はここ2年間ジャノリスが家主となっているとも伝えている。

29歳のジャノリスはプロ7年目のシーズンを迎えており、ジャイアンツは3年目となる。チームのトレーニングキャンプは来月25日(水)から始まる予定だ。

事件に関してペリセロは『Twitter(ツイッター)』に「バーゲン郡(ニュージャージー州)検察で働くデニス・カロは声明の中で、ジャノリス・ジェームスの兄、ウィリアムに対するルーズベルト・リーン殺害容疑や逮捕に関する公式のプレスリリースは明日に発行されると発表した。現在のところ、情報は以上だ」と記している。

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